翻訳と辞書
Words near each other
・ M1910 152mmカノン砲
・ M1910/30 107mmカノン砲
・ M1910/30 122mm榴弾砲
・ M1910/30 152mmカノン砲
・ M1910/34 152mmカノン砲
・ M1910/37 152mm榴弾砲
・ M1914手榴弾
・ M1915 370mm列車榴弾砲
・ M1915/16 400mm列車榴弾砲
・ M1916 37mm歩兵砲
M1917 (銃剣)
・ M1917エンフィールド
・ M1917リボルバー
・ M1917軽戦車
・ M1919 ブローニング機関銃
・ M1919軽機関銃
・ M1927 76mm歩兵砲
・ M192三脚
・ M1931 76mm高射砲
・ M1931(NM) 152mm臼砲


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

M1917 (銃剣) : ウィキペディア日本語版
M1917 (銃剣)[えむ1917]

M1917銃剣(M1917 Bayonet)は、M1917エンフィールド向けにアメリカで開発された銃剣である。M1917エンフィールドのほか、ウィンチェスターM1897ウィンチェスターM1912などの戦闘散弾銃にも着剣することができる。刃渡りは16インチ(40.6cm)。着剣装置の構造上、M1903小銃M1ガーランドには着剣できない。

== 歴史 ==
M1917銃剣は、第一次世界大戦西部戦線において、アメリカ兵カナダ兵イギリス兵らによって初めて使用された短剣型銃剣であり、刃渡り17インチの英国製P1907銃剣を原型としている。戦間期にはいわゆるバナナ戦争でも使用され、第二次世界大戦ではイギリスのホーム・ガードなどに対して第一次大戦時の余剰装備と共に給与された。第一次大戦後、アメリカではM1917小銃の使用を中止して標準歩兵銃にM1903小銃を選んだため、銃剣もM1903小銃用のM1905銃剣が採用された。それでもM1917銃剣はM1917小銃と共に余剰装備として大量に保管されていたため、一部の後方部隊では第二次大戦を通じて使用され続けた。さらに、ウィンチェスターM12散弾銃などいくつかの散弾銃は、この余剰装備を有効利用するべくM1917銃剣を着剣できるように設計された。先述のとおり英国のホーム・ガードでも採用されていたが、彼らはほとんど陸戦を経験しなかったため、M1917銃剣も戦闘に使用されることはなかった。1941年12月-1942年初頭にかけて、フィリピン・太平洋戦線に展開するアメリカ軍部隊は依然として第一次大戦と同様の装備を行っていた。M1917銃剣もこの中に含まれていたが、小銃が更新されるとM1905銃剣やM1銃剣に置き換えられていった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M1917 (銃剣)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.